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<7月度地域別有効求人倍率データ>数字だけで見えない落とし穴とは?

 

エスプールリンクは、様々な業界の大手企業を中心に、年間100万件以上のアルバイト・パートの応募受付を代行する「OMUSUBI(オムスビ)」を提供しております。「OMUSUBI(オムスビ)」をご利用いただいている顧客企業様には、毎月の応募データを個社ごと、業界ごとに分析・報告し、採用活動にお役立ていただいております。

本レポートでは、2021年9月に厚生労働省より発表された「一般職業紹介状況(令和3年7月分)」をもとに、有効求人倍率と採用市場の実態をご紹介いたします。

 

7月度の有効求人倍率は前月に比べ、0.02ポイント上昇、一方で地域別にみると前月比で下降した地域もあり

 

2020年のはじめに蔓延した新型コロナウイルスの影響もあり、求人状況は一変しました。2020年4月より「広告の掲載数」と「応募数」のグラフが逆転し、募集する企業が少なく応募者が多くなる、企業優位の買い手市場の状況が続いております

一方で、最新7月度の有効求人倍率は1.15と、前月度の数値と比較をすると0.02ポイント上昇しており、下げ止まりの兆候は見えてきております。

しかし、地域別で数値を見ますと、東京都では前月比0.04ポイントの上昇しておりますが、大阪府では0.03ポイントの下降、福岡県では0.01ポイントの下降と地域別で差異があることが確認できます。

 

このような事象については職種別に考えた場合も発生しうる事象になります。

例えば、こちら2021年4月度のデータになりますが、有効求人倍率が高い職種と低い職種との数値は倍以上の差があることが分かります。介護職や保安職の有効求人倍率が4倍以上の数値えお示している一方で、運搬系の職種では0.97、清掃系の職種では0.93など有効求人倍率が1を下回る職種もあることがデータより見てとれます。

 

 

さらに地域を細分化した場合や職種を細分化した場合、拠点や店舗ごとに比較をするとより顕著な数字の分散がばらつきがみられることが予測されます。

つまり、公開されている情報に頼らない、企業様ごと店舗ごとの情報・データをしっかりと集めることが今後の採用戦力として重要になります。

 

 

 

弊社エスプールリンクでは、定期的に採用効率化のための役立ち情報をお伝えするセミナーを開催しております。具体的にどのよう方法で情報を収集するか?採用フローの適性化・効率化を行うか?などもご相談いただければと存じますので、ご興味がございましたらご参加くださいませ。

 

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本レポートに関しても、他地域の職種別求人倍率などのより詳しい情報を記載した資料を公開しております。以下のダウンロードフォームより閲覧くださいませ。

 

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本件に関するお問合せ先

(株)エスプールリンク 事業推進室:古川

TEL:03-6853-8003

E-mail:furukawa.hikaru@spool.co.jp

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