エスプールリンクでは、弊社採用支援サービスをご利用いただいている顧客企業並びに弊社主催のセミナー参加企業に向けて、採用活動の状況に関するアンケート調査を行っております。
本レポートでは、2021年2月に行なったアンケート結果をまとめましたのでご報告いたします。
- 2021年3~4月の募集計画は、76.7%が「例年通り」or「増やす予定」
- 店舗・拠点の人員は不足傾向、人員充足率は平均約85%
- 2回目の緊急事態宣言後により「採用計画数を減らした」「採用を停止した」企業は16.7%にとどまる。
2021年3~4月の募集計画は、76.7%が「例年通り」or「増やす予定」
2021年3~4月の募集計画として、最も多かったのが「例年通り」で56.7%、次いで「増やす予定」が20.0%という結果となりました。
前回調査(2020年10月実施)結果と比較すると、 20年2月頃~10月の期間には、約6割の企業が「採用計画数を減らした」「採用活動を停止した」という回答結果でした。昨年からの変化を見ると、時短営業や休業を余儀なくされていた業界を含め、緊急事態宣言の期間終了や、外出数増加を見込んだ営業活動再開の兆しが背景にあると考えられます。
2回目の緊急事態宣言で「採用計画数を減らした」「停止した」企業は16.7%
2021年1月に発令された2回目の緊急事態宣言による採用計画の変化として、最も多かったのは「採用計画数を増やした」で46.7%という結果でした。「採用計画数を減らした」「採用を停止した」は合わせて16.7%にとどまりました。
前回調査(2020年10月実施)結果と比較すると、 「減らした」「採用を停止した」の割合は43.3%低下し、20年2~10月の1回目の緊急事態宣言前後の時期から、大きな変化が見られました。業界全体として経済活動の再開や、スーパーマーケット・デリバリー業界などにおいては前回の発令後の繁忙を踏まえた準備に動いたことなども、変化の背景要因として考えられます。
店舗・拠点の人員は不足傾向、充足率は平均約85%
店舗・拠点の人員充足率について、「不足」と回答した企業は全体の56.7%、充足率の平均は84.8%という結果となりました。
業界別に見ると、充足傾向が強く見られるのは「飲食[ランチ・カフェ]」で、全体の75.0% が「充足」という回答結果でした。飲食業の中でもランチ・カフェ業態の店舗では、時短営業や休業の長期化を余儀なくされた企業も多く、2度目の緊急事態宣言による影響がうかがえます。
一方「充足」の回答が最も少なかったのは、「スーパー・コンビニ」で20.0%にとどまりました。飲食業界とは反対に、巣ごもり需要の高まりに伴う繁忙により、募集計画を増やした企業も多く見られたことが背景にあると考えられます。
【エスプールリンク「臨時レポートvol3:2021年春採用におけるアルバイト・パート採用の展望」概要】
対象:弊社サービスのご利用・ご検討実績のある企業40社
有効回答数:30社
期間:2021年2月18日~2月28日
手法:インターネット・個別ヒアリングによるアンケート調査
TEL:03-6853-8003
E-mail:okamoto.chiaki@spool.co.jp
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