
ハイライト
- 1月度の有効求人倍率は1.20倍で、前月から0.03ポイント上昇。
- 企業側の求人状況を示す月間有効求人数(季節調整値)は前月に比べ2.6%増。
- 新規求人(原数値)は前年同月比で14.6%増。産業別では、宿泊・飲食サービス業(38.8%増)、製造業(38.5%増)、情報通信業(24.7%増)、サービス業(他に分類されないもの)(18.7%増)などで増加。
概要
厚生労働省が2022年3月4日に発表した「一般職業紹介状況」によると、1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍と、前月から0.03ポイント上昇が見られた。
1月の有効求人(季節調整値)は、前月比で2.6%増となり、有効求職者(同)は0.7%増となった。
前年同月比の1月の新規求人数(原数値)は14.6%増で、前年の同じ月を10ヶ月連続で上回っている。一方、2019年1月と比べると14.8%減で、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に完全回復までは至っていない。
産業別に見ると、全産業で増加傾向が見られるものの、宿泊・飲食サービス業(38.8%増)、製造業(38.5%増)、情報通信業(24.7%増)、サービス業(他に分類されないもの)(18.7%増)などで特に増加が見られた。
※2021年12月以前の数値は、2022年1月分公表時に新季節指数により改定。
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出典・参照元
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