
ハイライト
- 10月度の有効求人倍率は1.15倍で、2ヶ月ぶり0.01ポイント低下。
- 企業側の求人状況を示す月間有効求人数(季節調整値)は前月に比べ0.5%増。
- 新規求人(原数値)は前年同月比で8.7%増。産業別では製造業(35.9%増)、教育・学習支援業(12.8%増)、情報通信業(11.1%増)、サービス業(他に分類されないもの)(10.3%増)などで増加。前月は減少傾向であった宿泊・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業を含め全体で増加傾向が見られ、宿泊・飲食サービス業(8.2%増)、生活関連サービス業・娯楽業(9.3%増)となった。
概要
厚生労働省が2021年11月30日に発表した「一般職業紹介状況」によると、10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.15倍と、2ヶ月ぶりの低下が見られ、前月から0.01ポイント減少。
10月の有効求人(季節調整値)は、前月比で0.5%増となり、有効求職者(同)は0.6%増となった。
前年同月比の10月の新規求人数(原数値)は8.7%増で、前年の同じ月を7ヶ月連続で上回っている。一方、一昨年2019年10月と比べると16.6%減で、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に完全回復までは至っていない。
産業別に見ると、製造業(35.9%増)、教育・学習支援業(12.8%増)、情報通信業(11.1%増)、サービス業(他に分類されないもの)(10.3%増)などで増加。前月は減少傾向であった宿泊・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業を含め全体で増加傾向が見られ、宿泊・飲食サービス業(8.2%増)、生活関連サービス業・娯楽業(9.3%増)となった。
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出典・参照元
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