ハイライト
- 4月度の有効求人倍率は1.09倍で、前月から0.01ポイントマイナス転向。
- 企業側の求人状況を示す月間有効求人数（季節調整値）は前月に比べ1.4％増。
- 新規求人（原数値）は前年同月比で15.2％増。産業別では、製造業（32.8％増）、生活関連サービス業・娯楽業（25.2％増）、卸売業・小売業（8.5％増）などで増加。宿泊・飲食サービス業は2.9%増と、全産業の中で最も低い増加幅。
概要
厚生労働省が2021年5月28日に発表した「一般職業紹介状況」によると、4月の有効求人倍率（季節調整値）は1.09倍と、前月から0.01ポイント下回った。
4月の有効求人（季節調整値）は、前月比で1.4％増となり、有効求職者（同）は2.6％増となった。
前年同月比の4月の新規求人数（原数値）は15.2％増で、1年4ヶ月ぶりに増加した。産業別に見ると、教育・学習支援業（43.6％増）、製造業（32.8％増）、生活関連サービス業・娯楽業（25.2％増）などで大幅な増加が見られた。
新規求人数は全産業で増加が見られたものの、宿泊・飲食サービス業（2.9%増）、運輸・郵便業（8.3％）、卸売・小売業（8.5％）などは、上昇幅が他産業と比較すると少ない傾向が見られる。
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出典・参照元
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