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2020年上半期の雇用動向、パートタイム労働者は離職超過に

  • 投稿カテゴリー:レポート

 

ハイライト

  • 令和2年上半期においてパートタイム労働者は離職超過
  • パートタイム労働者の欠員率は前年同月比で2.1%減。産業別では、宿泊・飲食サービス業(3.9%減)、運輸業・郵便業(3.4%減)、卸売業・小売業(2.8%減)、生活関連サービス業・娯楽業(2.0%減)など各業界で減少。
  • 産業別入職率・離職率は前年同月比で宿泊・飲食サービス業(̠̠4.2%減・2.4%減)、運輸業・郵便業(0.3%減・1.7%増)、卸売業・小売業(1.3%減・1.8%減)、生活関連サービス業・娯楽業(6.5%減・2.2%減)など全体的に減少傾向。

 

概要

1.全体概況について

厚生労働省が発表した「令和2年上半期雇用動向調査結果の概要」によると、令和2年上半期のパートタイム労働者の入職率は12.2%、離職率が13.9%と離職超過になっている。

 

 

2.パートタイム労働者の欠員率について

 

パートタイム労働者の未充足人数は 378.7 千人で、欠員率は 2.7と、前年比でパートタイム労働者の欠員率は2.1%減。

産業別の欠員率を見ると、宿泊・飲食サービス業(3.9減)、運輸業・郵便業(3.4減)、卸売業・小売業(2.8減)、生活関連サービス業・娯楽業(2.0減)と、パートタイム労働者が多い業界全体の傾向として、欠員率は前年比減少傾向が見られた。

 

 

3.産業別に見る入職率・離職率について

産業別に見る入職率の前年同月比は、宿泊・飲食サービス業はー4.2%、運輸業・郵便業でー0.3%、卸売業・小売業でー1.3%、生活関連サービス業・娯楽業でー6.5%と、業界全体で入職率は減少傾向

産業別に見る離職率の前年同月比は、、宿泊・飲食サービス業は2.4、運輸業・郵便業で+1.7、卸売業・小売業で1.8、生活関連サービス業・娯楽業で2.2となり、運輸業・郵便業のみ離職率の増加が見られた。

 

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出典・参照元

令和2年上半期雇用動向調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-1/index.html

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