エスプールリンクでは、弊社採用支援サービスをご利用いただいている顧客企業並びに弊社主催のセミナー参加企業に向けて、採用活動の状況に関するアンケート調査を行っております。
本レポートでは、2020年10月に行なったアンケート結果をもとに、業種別・地域別の結果と合わせてまとめましたのでご報告いたします。
ハイライト
- 約6割の企業が2020年2月頃~10月の期間に「採用計画数を減らした」
- 採用計画数を「増やした」「減らした」企業は、業種により多極化
- 新型コロナの影響で4割以上の企業が「採用コストの削減」と「感染防止や健康管理」を課題に。
約 6 割の企業が 2020 年 2 月頃~ 10 月の期間に「採用計画数を減らした」

最も多い回答は「採用計画数を減らした」53.7%、次に多い回答は「変化はない」24.4%でした。新型コロナウイルスの影響で、アルバイト・パート採用の計画数の増減に変化があった企業は全体の75%を超え、 影響が大きかったことがうかがえます。
一方 「採用活動を停止した」企業は約2%という結果となり、比率自体は少ない結果となりました。
採用計画数を「増やした」「減らした」企業は、業種により多極化
新型コロナウイルスによる採用計画数への影響を業種別に見ると、「採用計画数を減らした」という回答は飲食[ディナー]、飲食[ランチ]、アパレル・雑貨販売で特に比率が高い結果となりました。
一方「増やした」割合が高い業種は、スーパー・コンビニ、飲食[デリバリー・宅配]、警備・清掃の3業種でした。休業要請などに応じて、業種による違いが出たと考えられます。
新型コロナウイルスの影響で 4 割以上の企業が「採用コストの削減」と「感染防止や健康管理」を課題に
新型コロナウイルスの影響で以前より高まった採用課題は「採用コストの削減」が最も多く、「感染防止や健康管理」が次いで高い結果となりました。全体の4割以上の企業が、これら2点の課題が高まったと回答しています。
また緊急需要が高まったWEB面接などのシステム導入を抑え、「応募者の質の向上」「採用時の人材の見極め」が高い回答数を得たことは、有効求人倍率の変化にも見られるように、採用時の人材ニーズ変化が読み取れます。
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【エスプールリンク「臨時レポートvol1:アルバイト・パート採用活動の実態」概要】
- 対象:弊社サービスのご利用・ご検討実績のある企業89社
- 有効回答数:42社
- 期間:2020年10月15日~10月23日
- 手法:インターネットによるアンケート調査
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