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3月度の有効求人倍率は1.10倍、2020年度の平均有効求人倍率はオイルショック以来46年ぶりの下がり幅

  • 投稿カテゴリー:レポート

ハイライト

  • 3月度の有効求人倍率は1.10倍で、前月から0.01ポイントプラス転向
  • 企業側の求人状況を示す月間有効求人数(季節調整値)は前月に比べ1.6%増。
  • 新規求人(原数値)は前年同月比で0.7%減。産業別では、生活関連サービス業・娯楽業(14.8%減)、卸売業・小売業(12.6%減)などで減少が目立ち、宿泊業・飲食サービス業(6.0%減)とマイナスではあるものの、前月の41.0%減と比較すると、マイナスの幅は改善。
  • 2020年度の平均有効求人倍率は1.10倍で、1974年度のオイルショック以来46年ぶりの下がり幅を記録。

 

概要

厚生労働省が2021年4月30日に発表した「一般職業紹介状況」によると、3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍と、前月から0.01ポイント上回った

企業側の求人状況を示す月間有効求人数(季節調整値)は前月に比べ1.6%増、有効求職者(同)は0.4%増となった。

前年同月比の3月の新規求人数(原数値)は0.7%減で、1年3ヶ月連続で昨対比が減少している。産業別に見ると、生活関連サービス業・娯楽業(14.8%減)、卸売業・小売業(12.6%減)などで減少が目立ち、宿泊業・飲食サービス業(6.0%減)とマイナスではあるものの、前月の41.0%減と比較すると、マイナスの幅は改善が見られる。

また、2020年度平均の有効求人倍率は1.10倍で、前年度の1.55倍を0.45ポイント下回った。この下がり幅は、オイルショックの影響を受け、0.76ポイント低下した1974年度以来46年ぶりで、新型コロナウイルスの感染拡大による景気低迷による影響がうかがえる。

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出典・参照元

一般職業紹介状況(令和3年3月分及び令和2年度分)について

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